パワーストーン
パワーストーンについて
パワーストーンとは宝石の中でも特殊な力が宿っていると言われている石のことを言いパワーストーンを身に付けたり、身のまわりに置いておくことにより持ち主に良い結果をもたらすと信じられています。
パワーストーンという言葉は、和製英語であり英語圏では、鉱物結晶を意味する『crystal ‐クリスタル‐』、宝石の原石を意味する『gemstone ‐ジェムストーン‐』という呼ばれ方をしています。
ジェムストーンの定義は広く、主に美しく耐久性があり存在が希な為に珍重される鉱物を意味します。
日本ではジェムストーンに属する一部の石を『パワーストーン』と呼びます。
パワーストーンに不思議な力があると言われているのは、パワーストーンが自然の中で 膨大な時間をかけてできた天然の産物で、時間を費やされるほどに石には神秘的な意味が内包され人が持つと良い影響を受けることができると言い伝えられているのです。
世界各地で古来より様々な用途として使用されてきたパワーストーンは石器時代からすでに勾玉など神聖な護符などとして用いられてきました。
水晶やターコイズ、ラピスラズリなどは『幸運の石』として色々な話が残されています。
地域によっては身体の一部として耳や唇に穴を開けパワーストーンを着ける部族もあったようです。
パワーストーンの歴史
古代または中世の人々が宝石を身につけるのは、純粋に自身を飾る装飾としてが目的ではなく宝石の内側に秘められた神秘的な力によって悪霊や呪い、不慮の事故などネガティブなことから身を守る為に身に着けていたのです。
この事からわかるようにパワーストーンとは現代の宝石としての認識よりも歴史に深く関わっており、宝石の歴史がパワーストーンの歴史となります。
パワーストーンは古くから人と深いかかわりを持っていますのでパワーストーンの利用法にも様々な物があります。
昔から伝わる利用法の中で、現在でもパワーストーンの効力を語る際に欠かせないのものの中に誕生石、星座石、チャクラなどがあります。
パワーストーンの効果
パワーストーンには特殊な力があり、身に着けることによって良い結果をもたらすと言いましたが、これはパワーストーンが直接、幸運を運ぶのではなくパワーストーンの力が持ち主の潜在能力に働きかけ、今までネガティブだった気持ちを落ち着けリラックして物事に取り組めるようにすることによって前向きで大らかな気持ちでいられるようになり結果的にその心のゆとりが良い方向に人生を進めていくのです。
チャクラにしてもパワーストーンが身体へ直接働きかけ病が治るということはなく、昔から言われている『病気から』という言葉にあるように身体の調子が悪いと気持ちが塞ぎこんでしまいがちですので、その落ち込んだ気持ちを明るくする手助けをするのがパワーストーンの力なのです。
笑いで免疫力がアップするなどの実験結果があるくらい身体と心はつながりがありますので、その心をパワーストーンが支えてくれると言うことなのです。
パワーストーンの力というのは願いを叶えてくれる魔法の石ではなく、持ち主の心に働きかけ、持ち主のメンタルを支え癒したりすることにより気持ちにゆとりを持たせ、願いが達成できるように持ち主の内面を前向きに変化させていく手助けするものです。